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映画鑑賞:『レイトン教授と永遠の歌姫』+『のだめカンタービレ最終楽章・前篇』

先週に,久しぶりに映画を二本連続で観てきました.
観たのはタイトルにもあるように『レイトン教授と永遠の歌姫』と『のだめカンタービレ最終楽章・前篇』の二作品.両作品とも公開初日ということもあり,けっこう混雑しているかなと覚悟をしていったのですが,想像以上に空いていました.
う~ん,不況やらなんやらで広告も観る人も減っているのでしょうかねぇ??




先に見たのは『レイトン教授と永遠の歌姫』.Nintendo DSのヒット作謎解きゲーム『レイトン教授シリーズ』のアニメーション映画版です.
このゲームシリーズは,今よりもちょっとレトロなのに不思議に科学の発達したロンドンを舞台にした作品で,考古学者で英国紳士なレイトン教授と,弟子のルーク少年が不思議な謎に挑む(ゲーム内ではストーリー展開にあわせてパズルやとんち遊びのような『謎』を解いていきます)というもの.
世界観の良さと,あたたかみのあるキャラクターデザインから,アニメーション化が有力視されていたのではないかと思いますが,いきなりの映画化です.

今回の物語は,DSの旧三部作よりも前の話を描く新三部作の第一作目,『レイトン教授と魔人の笛』から続く時間軸のお話とのこと(『魔人の笛』はやっていないので,これはプレイしないといけませんね!)
レイトン教授の教え子で,歌姫として活躍するオペラ歌手ジェニスから,「1年前に亡くなった親友が7歳の少女として自分の前に現れ”永遠の命を手に入れた”と告げた」という手紙を受けとったレイトン教授が,その謎に挑むというストーリーです.

アニメーション映画なので子供のお客さんが多くいるのかと思いましたが,19時よりの上映回だったこともあってか,多くはunepの同年代~年配の方が中心だったように思います.
作品中で観客に対して『謎』が提示されたり(しかも,上手に謎解きをする時間も与えてくれています)と,実にレイトン教授シリーズらしい演出が多くちりばめられていたのが印象的.
内容的にも子供だけでなく大人も楽しめる~という言葉がまさにしっくりくるような,そんな作品でした.
公式サイト:http://www.layton-movie.jp/


続いて観たのは『のだめカンタービレ最終楽章・前篇』なのですが・・・これについてはストーリーとかは説明不要ですよね?
公式サイト:http://www.nodame-movie.jp/index.html

今回の最終楽章・前篇は原作のマルレオーケストラ篇(第一回演奏会まで)を中心に物語がまとめあげられています.そのため,ストーリーの中心は千秋になっているのので,のだめさんが好きな方にはちょっと不満が残る内容かもしれませんね.
相変わらず,原作のストーリーやキャラクタをほとんど崩すことがなく,好意的に解釈できるような構成になっているのがポイント高いです.というか,これってけっこうすごいことだと思います.
ただ,今回はのだめさんが,どんどん先に進んでしまう千秋に対して焦燥感を感じる~という大筋が後編への伏線としてあるはずなのですが,そのあたりの演出が弱かったような気もします.ほんとに千秋中心で,のだめさんのイベントがあまり多くなかったので,仕方ないといえば仕方ないのですけれどもね.
このまま後編がのだめさん中心のお話になるとすると,千秋の○○だとか,ヤキトリオとかの出番はなくなってしまうのかなぁ~.

あと,映画館の音響でクラシックを鑑賞できるってのは,ちょっとありえないくらいの贅沢ですね!
映画の演出が重なって『あれ?』って思うような部分もありましたが,基本的にカットすることなく一楽章を演奏してくれるので,それだけでも価値があると思います.
録音したものを聞く環境としては,映画館の音響って空間的な広がりとかも考慮するとトップクラスなんでないかなぁ?後編ではショパンのピアノ協奏曲第1番が登場するはず!うわやばいそれ・・・

by unep | 2009-12-23 12:50 | その他

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