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カテゴリ:ドラマ( 7 )

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義経:第7回『夢の都』

目で演技する俳優さんってのはとんでもなく素敵です.今回は松平健が義経に求婚する家来にしてくれと頼み込むシーンでそれを感じました.ほとんど,笑い出してしまうようなシーン(あまりの演技の濃ゆさに)だったのですが,流石は時代俳優さんです.

ということで,今回の義経です.福原を見たいという衝動に突き動かされてそこを訪れた義経.着実に築かれつつある夢の都を遠目に眺めながら,彼は京を離れ奥州平泉へと向かうことを決意するというのがハイライトですね.これらのシーンの中で面白かったのが,清盛と後白河上皇の福原に対する価値観の違いです.福原の美しい景色を眺めながら,その優雅さを褒め称えつつも,福原が京に似せて作られていることで都の評判(おそらく,言い換えるところの後白河本人の意見)が良くないと言う後白河に対して,清盛の胸の中には異国との交易に対する利権への思いが込められているわけです.奥州平泉が交易で大きな富を築いていたこの時勢の背景を考えると清盛の懸念は的を得ているわけであり,ほぼ異国と言っても等しいような奥州の地に大きな勢力が誕生していくことは今後の展開にも大きく関わる事態へとなるのです.

さて,一方の頼朝.今回の大河では義経,清盛,頼朝の3人がいわゆる主役なわけであり,彼の動向が気になるのですが,中井貴一というキャスティングから想像していたよりは,まじでのんびりしたキャラクターを全面に押し出しています.この姿が,仮の姿でないのだとしたら(まぁ,幼少の頃の髭切りの太刀のエピソードから推測すると欺いているのやもしれませんが)北条政子によってあれやこれやとテコ入れが入る姿を想像してみたりと楽しみです.
ちなみに,政子の夢の中に出てきた頼朝のニヤニヤ笑いと,妙に強調された雫の零れる音が今回で一番笑ったシーンでございました.あいかわらず,狙っているのかどうなのか理解に苦しむ大河ドラマ義経です.

あとは都を歩きながら,うつぼに平泉へと向かうことを告げる義経.・・・なんていうか,ものすごく普通のカップルといった感じで,タッキー羨ましいぜとか思ってしまった方も多いのではないでしょうか.上戸彩の演技が,想像以上に良いので,なんだか感情移入してしまいそうで恐ろしいです.一回登場したきり出番のない静にも,もう少しスポットを当ててもらいたいところ.でないと,どんな顔だったかさえ忘れてしまいそうです.
あと,喜三太役の人って,元チビノリダーでカロリーメイトのCMに出ていた彼なんですね.二枚目俳優ではないですが,けっこう面白い演技をしていると思うので注目かも.

さて,次回はそろそろ平泉出立前夜でしょうか.予告編を見る限りでは,清盛,常盤とも対面しているようですがいかに・・・.(蛭子もまた登場!?)重盛がどうなってしまうかも,ちと見どころなのではないかと思います.
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by unep | 2005-02-21 01:10 | ドラマ

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義経:第6回『我が兄頼朝』

うはははは!!!
義経飛びすぎっ!!!!!

・・・ゴホン失礼いたしました.いやぁ,平家の回し者に囲まれた時の義経の宙返りがあまりに大げさすぎたので本気で大笑いしてしまいました.ワイヤー系の動きだと思うのですが,早送りを使っていなかったので,のんびりした宙返りって感じですごく面白かったです.・・・まったく本筋とは関係ないですけどね.
これって,製作サイドが狙ってやっているんじゃないですかねぇ?と疑いたくなるほど.
もしそうだったとしたら,私は完敗ということになるのでしょう.

で,肝心の内容のほうは,伊豆に流されている頼朝の登場,そして北条政子との出会いが歴史的な瞬間であるといえるでしょう.北条政子の人柄については,歴史の時間にしっかりとお勉強(少なくとも,ステレオタイプとして語り継がれているレベルでは)してあると思うので省略するとして,財前直見さんは好演していたのではないかと思います.頼朝は中井貴一だったので,私の中のイメージとはちょっと違うのですが,頼りなさげな中に何か考えているようなキラリと光るものを見せてくれる・・・という演技を期待しています.ちなみに,私の中の頼朝のイメージはもうちょっとキリリとしているんです.

シナリオの魅せ方として面白いなと思ったのは,福原のくだりでしょうか.渡りを築いていずれはそこに都を・・・と考える清盛と,その理想を幼い頃に耳にした義経,それに対して奥州藤原氏は貿易特権を平家に独占されることを恐れ義経ら源氏に肩入れをする・・・.構図的な複雑さはなかなか面白いところです.
また,清盛に対する義経の揺れる感情もかなり注目すべきでしょう.私は,一時的にも義経は清盛を憎むという若さに奔った行動に出てしまうのだと思っていたのですが,今回の義経は彼を憎みきれずに悩む時期が長くなるようです.シナリオの展開に支障をきたすのかどうかは謎ですが,こういった内面的な部分を深く掘り下げてくれるのも大歓迎.それに対する平家の子ら―とくに知盛(阿部寛)と重衡(細川茂樹)―の遮那王への気持ち,というより牛若への気持ちも今回はシナリオに盛り込まれていて,今後の伏線としてどこまで活かされるのかが楽しみです.(その行き着く先が,第1話の「各々方・・・参る!」の台詞なのでしょう)

さて,ショタコン中年破戒僧の弁慶さんも遮那王をつきとめたようですし,次回あたりに遮那王は都を離れて自分の道を歩みだすものと思われます.どうなってしまうのか,目が離せません!!
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by unep | 2005-02-13 21:13 | ドラマ

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義経:第5回『五条の大橋』

弁慶との闘いと,うつぼ&静との出会い.今回は遮那王がずいぶんといろいろな人と出会う話ですねぇ.個人的には五条大橋の上での戦いの演出は,やりすぎなので逆にOKだと思ったのですが,どうなんでしょう?あの桜吹雪の舞い散り具合とか

弁慶と橋の上で出会ってしまった遮那王は,笛を川に落されたことに腹を立て,弁慶を打ち倒す.遮那王の強さと美しさに惹かれた弁慶は,遮那王を捜し求めて京の町を捜し歩く.って感じで弁慶が仲間になるお膳立てが出来たわけですが,松平健の笑い方が素敵.「ハッハッハッハッ!」ってもう,ベタベタなところが逆にクールだぞ!!表情の演技も,なんか常に役者顔って感じで,いやもうスゴイの一言.

そのあと,遮那王はうつぼ(上戸彩)と再会したり静と出会ったりと大忙し.さらに,洛中にいる姿を清盛の正室である時子(松阪慶子)に目撃されたり,弁慶に男惚れされたりと騒がしい感じになってまいりました.次回には頼朝も登場するようなので,楽しみ楽しみ.中井貴一って大河によく出ますよねぇ?

ところで,気になるのは平家の子らが義経のことをあまり気にかけていないなぁということ.重盛(勝村政信)なんかは,いろいろ考えてそうなんだけど・・・どうなの??あとは,再登場してしまった一条長成(蛭子)・・・いや,たった一言でもあなたの存在感は異質だ.
あとは,幼い頼朝に髭斬りの太刀の偽物をつかまされたと知った清盛の怒りが渋かった.っていうか,もう平家主役でいいのじゃないのかと.清盛にタイトル変更しても見続けますよ俺?
まぁ,今回は上戸彩が思いのほかに美脚だったということで一件落着!
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by unep | 2005-02-07 02:40 | ドラマ

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義経:第4回『鞍馬の遮那王』

今回から滝沢秀明が遮那王役で本格的に登場・・・ということで,TVの前のいい年こいたお姉さま方は黄色い悲鳴をあげていることではないでしょうか?我々も上戸彩に同様な反応を示しております.大丈夫です,眼鏡の似合う韓国スターに対するおばさまがたの反応と比べれば数倍まともですから.

ということで第4回.どちらかといえば,武蔵坊弁慶登場の方が気になる方も多いことでしょうが,松平健の演技は流石にベテランの役者さんといった感じで・・・ものすごくこってりしていていいのではないでしょうか?
こういうベタな演技こそが,まさに時代物.そして,それを違和感なく映像に溶け込ませる辺りがベテランたる所以でしょうか.

物語は時間軸が一気に進み,青年となった義経が鞍馬山で修行を積みながら自分の運命と向き合うことを決意する辺りです.修行シーンの演出は,ちとやりすぎなような気もしましたが(とくに半透明の美輪明宏が^^;;),有名な逸話である天狗のくだりも微妙に交えつつ,これから訪れる自分の運命に立ち向かおうとする遮那王の姿を印象付けることができたのではないかと思います.
私個人としては,山門と寺門の抗争に関して,もう少し描いてくれてもよいような気がしましたが(このあたりは,京極夏彦の作品から得た知識ですね),義経の活躍しない年代をばっさりとナレーション化するのも,やはり大河らしくてよいかなと.あとは,平家の子供たちも大人バージョンになっているのですが,誰がどの人だったのかもう少し解説して欲しかったかな.

次週はついに・・・というか,もう五条大橋の上での義経と弁慶の邂逅です.普通に考えると,これだけで弁慶がひょこひょこと義経の配下に収まるとも思えないので,どのような展開になるか期待しています.
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by unep | 2005-01-31 04:18 | ドラマ

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義経:第3回『源氏の御曹司』

いい感じに盛り上がってきた大河ドラマ『義経』.今回で牛若篇は終了して,次回は遮那王と名乗った鞍馬山時代の物語に入ります!今話のラストでは滝沢秀明の演じる遮那王も登場して,次回へのヒキは完璧といったところでしょうか.

さて,今話でついに自分の出自を知ることとなった牛若.父同然(というか父と思っていたようでもある)清盛が,父の仇であるとしった彼の葛藤が始まるわけです.まぁ,王道な話の展開としては①父と信じていた清盛に対して戸惑い→②信じていたものに裏切られたようで,憎悪に変わってゆく気持ち→③そんな中で気づく清盛の気持ち→④悟りの境地へ・・・みたいなパターンだと思うのですが,どう料理してくれるのか楽しみ.
ある意味,↑みたいなのは日本人好みだとは思うんですけどねぇ.

それにしても,牛若を名演してくれた神木隆之介君とも今回でおわかれ.久々に気合の入った子役演技を見せていただき,ありがとうございます.けっこう,いろいろな作品に出演しているみたいですねぇ.今後にも期待.
でもやはり,今回一番すごかったのは塩見三省さんの演技.なんていうか,もうかっこよすぎて・・・クハァ(><)渋い!すいませんねぇ,オヤジ俳優大好きで.目つきだけで演技できる数少ない役者さんの一人でございますよ.
稲森さんの演技も,なんだか安定してる感じがして(けっして完璧だとは思わないけれど,ハマりきっているとは思います)いいですし・・・あとは一条長政(蛭子)さえマトモならねぇ.というか,ほんと・・・あれでいいんすかね?NHK的にはどうなのかと.

で,全体を通して感じたのはやはり「ナレーション」あっての大河だなぁ~ということ.歴史モノはやはりナレーションがないとね!とくに,時間軸の移動が素早いようなタイプの物語などは,語らなければならないが,演出上カメラを回す必要のないシーンなんかでもナレーションで語られると面白いわけですよ.もうこれは,銀河英雄伝説でも,横山光輝三国志でもはたまたファイヤーエムブレムでも取り入れられてきた歴史モノ伝統の手法.
昨年の新撰組は,語り飛ばすことの出来ない出来事のラッシュだったので(というか,1話の中で時間軸を飛ばすような脚本を三谷幸喜が書かなかったということもあるだろうが)ナレーションは控えめでしたが,義経は私の大好きなナレーション要素が絶妙に配置されていて,時代を眺めている感じが楽しいです.新撰組にはちと感情移入しすぎていたので・・・.
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by unep | 2005-01-23 21:20 | ドラマ

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義経:第2回『我が父清盛』

今回も清盛(渡哲也)の演技が冴え渡った大河ドラマ義経.牛若が常盤とともに七条の屋敷を出,一条長成(蛭子能収)の元へとゆく話.清盛と牛若の関係が絶妙で,今後明かされるであろう出生の秘密に対して,どのように牛若が葛藤してゆくのか期待が高まります.
後に平家を率いる武将となる子供たちとの交流は,義経にとってどのような感情を抱かせるようになるのか(個人的には,義経は鬼神の如くあってほしいので,そういった心情を表面には出さない・・・という脚本&演技を期待.心で泣いてほしいなぁと.)が中盤に向けての肝でしょうかねぇ.
成長して義経(遮那王)となった役を演じる滝沢秀明は来週登場みたいですね.今のところ,源氏側となる登場人物はほとんど登場してきていないので次週からが楽しみ.

あと,今週ちょっと登場したうつぼ(後に上戸彩が演じる)なのですが,上戸彩に似てる・・・のかなぁ^^;;すごく微妙なところがちょっとツボに入ってみたり.人間,大人になるまでどんな顔になるのかわからないってことかな.確かに,面影はありそうなんですけどね.

ところで,蛭子能収ってなんか逮捕されてなかったっけ?いつのまにメディアに出られるようになったのだろう?稲森さんと同じカットで映ると,美醜のコントラストの中に,演技ができないもの同士という共通点が潜んでいて面白いです^^

あと,森口瑶子さんが出てたのも個人的にはいいなぁ・・・と^^;;
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by unep | 2005-01-16 21:02 | ドラマ

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義経:第1回「運命の子」

今年の大河ドラマ『義経』がついにスタート!昨年度の『新撰組』は幕末群像劇といった感じでかなり高評価(俺の中では)だったのですが,今年度やいかに?

まず,出だしから新撰組とは方向性の異なった演出ですね.それでいて,『一の谷』を最初に持ってくる辺りは似ているのだから面白い.題材によってはこういう魅せ方は難しいのですが,新撰組も義経も有名な戦のエピソードをもっているのでできたワザ.
演出のスタイルは正統派大河といった感じで,こちらのほうが好みですかねぇ.
ちなみに,監督は大河の大御所(?)黛りんたろう氏.正直,新撰組の演出はあまり好みではなかったので,フィルターのかかった今回の映像のほうが大河って雰囲気だと思うのですけどねぇ.まぁ,この辺は個人の趣味でしょうが.
キャスティングも重厚な中に新鮮さを取り入れている感じで,演技でも違和感を感じることはなさそう.常盤役の稲森さんは,感情的な演技をするときにはアレなのですが,今回の役柄ならまぁ・・・大丈夫でしょ^^;;

物語はまだまだ始まったばかりで,頼朝が伊豆に流され,清盛のもとに引き取られた義経ら兄弟のうち義経以外は仏門へとくだり,常盤は清盛の子を身篭ったあたり.タッキーも出てきていないので,それ目当ての方々には残念さまです.
いやでも話のスケールが大きくなる物語なので,新撰組に焦点を絞った感のあった前作とはまた違った展開が期待できそうです.
まぁ,基本的におおむねの話の流れはわかっているので,どう料理するのかが楽しみなところ.次週が待ち遠しい!

と,そのままNHKを見ていたら映画評論家の小森和子さんが亡くなったとのニュースが.ご冥福をお祈りします.
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by unep | 2005-01-09 21:14 | ドラマ

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