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絢爛プレイ日記②

某社の家庭用ゲーム機を起動.
Overs Systemの起動ディスクを挿入・・・そこから全ては始まった.


さて,久々のOvers起動だ.今回のVerは1.00.
ガンパレのVer0.89からようやく正式版にこぎつけたというところだろうか.
プレイヤーにとってはいまだ未知の部分が多いこのシステムだが,今回も私の時間と労力を消費して物語りを紡ぎだしてくれることは間違いない.

私はOvers System・・・七つの世界でただひとつ、夢を見るプログラム

Overs Systemは今回は自ら自己紹介をしてくる.
そしてキャラクタメイキング開始.今回選べるのは,性別と名前,ニックネームのみ.
外見はちと気に入らなかったが,男性キャラでスタートすることとする.
ちなみに名前はU・NEP(ニックネームUNEP)だ.

私はこれから第6世界の火星へと赴くこととなる・・・.



PCが目を覚ましたのは『夜明けの船』の医務室.
目の前にいる男・・・矢上(ヤガミ)が話かけてきてどうやらチュートリアルのようなものが開始される.艦内制御システムであるネットレース(意志を持つ正しい意味での人工知能)MAKIから艦を案内されてだいたいの構造を頭に叩き込む.
戦闘部隊である飛行隊(名称は伝統に則って飛行隊だが,戦闘は水中で行われる)に配置され,かつての戦友である小カトー・タキガワ(GPM滝川の子孫のようだ)と再会.
また,田代もカオリ・サザーランドの名で乗艦していたようだ.どうやら,コールドスリープと世界移動を併用したようでGPMの田代本人であるらしい.
どうやらコールドスリープを使える人数は限られていたらしく,田代と滝川はジャンケンでそれを争ったらしい.まぁ,あの滝川だったとしたらジャンケンで勝てるわけもないだろう.

そんなこんなしているうちに,艦内に『第一級戦闘配備』のアラートが発せられてPCもRB(ラウンドバックラー:シールドを展開し水中高速戦闘を行う人型兵器,今回は戦車扱いではない)『希望号』に登場して初陣.どうやら,いきなり実戦でノウハウを叩きこむらしい.
戦闘は『トポロジーレーダー』と呼ばれる3次平面上で行われる.XYZ3つのパラメータが中心を基点に値をとる・・・すなわち『三角形の頂点を自由にとる平面』と考えてくれればいい.パラメータはそれぞれ『深度』『軌道』『速度』を表す.
なぜこれがXYZ軸による3次元空間の再現でない(実際には同等と考えてもよいが,それぞれの相関関係と重みは均一ではない)のかというと,RBによる高速戦闘では音響による位置探査が意味を成さないからだ.

シールドを展開したRBの移動速度は時速500Kmオーバー.これに対して,水中での音速は秒速1500m=時速5400kmと高速だが,正直なところRBでの近接戦闘速度は人間の反射神経の及ぶ領域ではない(音速の10分の1の速度で動けば,敵との距離を考えているうちに通り過ぎてしまうのだから).このため,音響探知(ソナー)による認知はまったく役に立たず,操縦者は目標との相対的な深度,軌道,速度の差から相手の行動を先読みして攻撃する.
つまり,何も見えていない状態で『このあたりにいるはずだ』という見当をつけて攻撃しているらしい.技術が進歩しても,人は変わることはできないらしい.
戦闘は簡単で,相手のトポロジーが成す三角形に自分のトポロジーが重なるように接近し,魚雷や剣戟を繰り出すのみ.この時はまだわかっらなかったが,中毒性が高い戦闘システムである.GPMの時とは異なるが,それ以上の先読みシステムと考えればよいのだろう.

とまぁ,初回の戦闘もなんとか終了し.ハンガーへ帰艦.
なんだか仕組まれたチュートリアルに流された初回プレイだったが,次回は少し艦の乗員に話かけることとしよう.

by unep | 2005-07-12 15:28 | その他

『マッピー』用ボーダー

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