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義経:第6回『我が兄頼朝』

うはははは!!!
義経飛びすぎっ!!!!!

・・・ゴホン失礼いたしました.いやぁ,平家の回し者に囲まれた時の義経の宙返りがあまりに大げさすぎたので本気で大笑いしてしまいました.ワイヤー系の動きだと思うのですが,早送りを使っていなかったので,のんびりした宙返りって感じですごく面白かったです.・・・まったく本筋とは関係ないですけどね.
これって,製作サイドが狙ってやっているんじゃないですかねぇ?と疑いたくなるほど.
もしそうだったとしたら,私は完敗ということになるのでしょう.

で,肝心の内容のほうは,伊豆に流されている頼朝の登場,そして北条政子との出会いが歴史的な瞬間であるといえるでしょう.北条政子の人柄については,歴史の時間にしっかりとお勉強(少なくとも,ステレオタイプとして語り継がれているレベルでは)してあると思うので省略するとして,財前直見さんは好演していたのではないかと思います.頼朝は中井貴一だったので,私の中のイメージとはちょっと違うのですが,頼りなさげな中に何か考えているようなキラリと光るものを見せてくれる・・・という演技を期待しています.ちなみに,私の中の頼朝のイメージはもうちょっとキリリとしているんです.

シナリオの魅せ方として面白いなと思ったのは,福原のくだりでしょうか.渡りを築いていずれはそこに都を・・・と考える清盛と,その理想を幼い頃に耳にした義経,それに対して奥州藤原氏は貿易特権を平家に独占されることを恐れ義経ら源氏に肩入れをする・・・.構図的な複雑さはなかなか面白いところです.
また,清盛に対する義経の揺れる感情もかなり注目すべきでしょう.私は,一時的にも義経は清盛を憎むという若さに奔った行動に出てしまうのだと思っていたのですが,今回の義経は彼を憎みきれずに悩む時期が長くなるようです.シナリオの展開に支障をきたすのかどうかは謎ですが,こういった内面的な部分を深く掘り下げてくれるのも大歓迎.それに対する平家の子ら―とくに知盛(阿部寛)と重衡(細川茂樹)―の遮那王への気持ち,というより牛若への気持ちも今回はシナリオに盛り込まれていて,今後の伏線としてどこまで活かされるのかが楽しみです.(その行き着く先が,第1話の「各々方・・・参る!」の台詞なのでしょう)

さて,ショタコン中年破戒僧の弁慶さんも遮那王をつきとめたようですし,次回あたりに遮那王は都を離れて自分の道を歩みだすものと思われます.どうなってしまうのか,目が離せません!!

by unep | 2005-02-13 21:13 | ドラマ

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